〜第二話〜 未来と過去
21世紀では、あることが話題となっていた。
「始末屋」怒羅衛門が依頼の為に20世紀に移動したことだ。
過去への転送手段が発見された後、それはすぐに規制される。
不用意に過去へいく事は、未来自身に大きな影響をもたらす可能性があるからだ。
だが怒羅衛門はそれを破った。
彼がそこまでして過去に行こうとした理由、それは「刺激」。
未来は安定してきている、始末屋としてやっていく事が困難になっていく。
なにより誰かを始末するという楽しみが減った。
だからこそ未知なる世界の20世紀に行くことを彼は強く望んでいたのだ。
過去へ行く手段として過去に飛ばしておいた一つの封筒。
封筒のような小さいものを過去へ運ぶ小型タイムマシーンなら
研究所に保存されていた。
それで過去への転送を可能としたのだ。
そこには20世紀と21世紀をつなぐ特殊な電波を発生させる小型装置と、
過去の誰かに自らを呼ぶための手段を記した紙。
小型装置は事前に研究所から強奪。これによりいつでも過去へ行ける。
大型タイムマシーンがあればすぐに過去へ行けたのだが、
研究所にあったと思われるものは全て廃棄されていた。
こうなると過去に行く手段は
過去の人間に自らを呼んでもらう事
というある意味運まかせなものだった。
過去の人間が、時間転移によく効く踊りをすると小型装置
の電波が発生している時代に転送されるという
無理やりにもほどがある設定なのだ!!
一応大型タイムマシーンが手に入らなかったという事態も予測していたので、
踊りのやり方は封筒に入れておいたのだが、
そもそも誰かが封筒の中身を見て、
しかも自分を呼んでくれるかどうかが確信がもてなかった。
だが未知の場所、何があるとも分からない。
研究所を襲撃したことで自分は警察や、警察に雇われた謎の格闘家に追われる毎日、
その状況を楽しみながら怒羅衛門は待ち続けていた。
そして・・・・・・
「こうやって20世紀についたわけだ。」
「へえ・・・・・・。」
怒羅衛門が未来から来た存在であり、過去へ来た経緯を知ったノビタは
「ってどういう展開ジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キレた。
続く。
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